「上がってくるトラブル報告を聞いていたら、原因は油とグリースばかり、早く対策しろと言っているんですけど」と某大手工場長の発言です。
「トップは改善計画を待っているのに、実務者間では進まない。」 なぜこのミスマッチがあるのでしょうか・・・?それは投資に見合う効果積み上げができていないからかもしれません。
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油代削減効果は誰でもわかりますが、故障低減効果となると即答できる保全マンは多くないかもしれません。これは、現状把握(部品交換や補修費用合計と故障原因仕訳)ができていないからです。
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「故障に伴う生産損」「生産効率低下ロス」「マンパワーロス」を把握することはもっと難しいと思います。関係部署が協力し合うことで、トータルメリットが算出できます。
それをうまく効果として積み上げると、「投資対効果が低いので不採用」がなくなります。
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