経験豊かな専門家が工場の問題解決のお手伝いを致します

 

遮熱とは...   放射熱（輻射熱）を跳ね返します   気温が同じでも日向から日陰に移動すると涼しく感じます。これは太陽からの電磁波（放射熱または輻射熱）の一部がカットされるからです。

 

遮熱シートを使用すると（建物・高温設備） 高性能遮熱シートの特徴 断熱材との違い 遮熱効果 遮熱効果（技術的説明）

建物を移動する熱の割合・体感温度 建物事例 工場内設備事例 遮熱シート一覧

遮熱シートを建物に使用すると

当社の「熱まもーれ」は、放射熱をほぼ全て跳ね返すことで、建屋に使用すると夏は超日陰で快適に、冬は室内の熱を逃さないので暖かくなります。

 

 

 

 

 

 

建屋の遮熱シート適用改善事例（事例をクリックすると詳細ページへ移動します。）

工場屋根下・壁 ＜暑熱対策＞	工場折半屋根下 ＜暑熱対策＞	工場天井裏 ＜暑熱対策＞ ＜空調費削減＞

 

 

遮熱シートを高温設備に使用すると

 

 

 

 

工場内施設の遮熱シート適用改善事例（事例をクリックすると詳細ページへ移動します。）

乾燥炉・電気炉 ＜放熱ロス削減＞	焼成炉 ＜放熱ロス削減＞	高温作業場 ＜暑熱対策＞	制御盤 ＜温度上昇防止＞	吸着塔 ＜断熱材代替＞
エアコン室外機 ＜省エネ＞	画像測定装置 ＜遮光＞	製鉄通路 ＜暑熱対策＞	製鉄製品近傍 ＜暑熱対策＞	ボイラー ＜近傍輻射熱対策＞

 

 

特徴

【見かけ温度について】 高性能遮熱シートを貼った場所の温度が下がるわけではありません。 触ると90℃の場所と同じく熱さを感じますのでご注意ください。

遮熱シートと断熱材の違い（放射熱について当社比較試験で測定）

 この試験は放射熱の試験です。伝導熱と対流熱を防ぐには「断熱材」が重要です。

「放射熱・伝導熱・対流熱」の3つ全ての熱を防ぐには「遮断熱マット」が有効です。

 

遮熱シートの遮熱効果

遮熱シートの遮熱効果（技術的説明）

一般に、屋内設置で表面温度が約70℃の炉における炉壁からの放熱ロスは、対流と放射とほぼ同等になります。その設備に高性能遮熱シートを施工すると放射熱ロスをほぼ全量削減し、放熱ロスを半減できます。   さらに遮断熱マットは、実表面温度も下げることにより、放熱ロスを更に減らせると同時に熱傷防止にもなります。

A  表面積（㎡） C  対流熱伝達率（W/m2K） ε  放射率 σ  ステファン・ボルツマン定数 T1  表面（絶対）温度（K） T2  周囲（絶対）温度（K）

 

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遮熱技術ページに遮熱シート省エネ簡易計算ツールを掲載しております。以下の対象設備情報を入力いただくと、ご利用いただけます。   ・表面積 ・表面温度 ・周囲の雰囲気温度   ▶遮熱シート省エネ計算ページはこちら

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遮熱シートの建物への適用では

建物を移動する熱の割合は、圧倒的に放射熱が多いです。（全熱量70％以上）

高性能遮熱シートは、この放射熱の阻止に有効です。

 

また、人が寒暖を感じる要素は「放射熱40%・気温30%・湿度20%」と言われており、放射熱を抑えることが重要なことがわかります。屋内について以下のような見方もあります。

出典：断熱の基礎知識　発行元：（株）イプロスtech Note編集部　著者：（有）ADS計画研究所　代表取締役　堀　清孝

 

体感温度＝（部屋気温＋周囲表面温度）÷２   つまり、仮に気温が30℃の場合、建屋の遮熱対策等で周囲表面温度が20℃低下すると、体感温度は10℃低下します。

建物への遮熱施工

工場内施設事例：遮熱シートを炉等の高温設備に施工

工場内施設事例：高温設備その他

工場内施設事例：設備その他

遮断熱の効果（高性能　遮断熱マット）

 

遮熱と断熱の同時施工により、施工容易で大きな効果を発揮できます。	自動車部品工場様 遮断熱マット施工写真

 

 

遮断熱マットの優位性

１）高温設備には一般的に断熱材が使われています。エネルギー価格の上昇に伴い省エネのための最適厚みがアップしますので、昨今の情勢を考えると断熱材を巻き足すことで更なる省エネ効果が見込めます。

 

２）一方、まだ普及が遅れている遮熱材は、最近その性能が理解され急速に需要が高まってきております。放射熱をほぼ全てカットできますので、暑さ対策に加え省エネ効果も大きいです。

 

上記１)と２)を同時に施工でき高いコストパフォーマンスを発揮できるのが遮断熱マットです。　

 

コンタミリスクを抑えることが出来る遮断熱対策例

■高温設備（使用推奨：SL-M10、SL-M15）

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品質管理上、コンタミネーションを懸念する食品や半導体等の工場では一般断熱材の使用を控える傾向があり、全く断熱されていない蒸気配管等の高温設備も多く見られます。その結果「周辺の作業者が暑い」「エネルギーロスが大きい」といった課題を抱えてます。そのような場合には、比較的コンタミリスクを抑えることができる不燃スポンジ断熱材を使用した遮断熱マットをご提案します。

 

 

■参考：結露対策の場合（使用推奨：SP-PED、SP-CH）

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食品工場では、製造工程の冷却装置・冷凍冷蔵保管設備、空調のための冷水・冷風等の低温設備が多くあり結露が発生すると大きな問題（＝カビの恐れ等）になりがちです。この結露防止対策には断熱が不可欠です。

また、低温域では放射ロスよりも対流ロスの割合が大きくなる為、断熱対策が重要です。

 

※塗装配管表面0℃・周囲25℃の屋内配管への侵入熱量は、対流（約60％）＞放射（約40％）

 

 

遮熱シート・遮断熱マットが直接貼れない場合

暑熱対策　設備劣化や誤作動防止

作業者の暑さ対策や設備の熱劣化防止をしたいけれど、遮熱シートを貼ることができないような以下の場合には、遮熱カーテンや遮熱可搬式衝立が有効です。

・遮熱シートを貼ることができない場合（炎や製造工程にある高温金属中間製品等）

・物理的には貼ることができる炉等の場合も、何らかの理由により本体に貼り付けできない場合

 

使用する素材は、設置部のMAX温度、可燃／不燃、柔らかさ等で選定していただきます。

 

作業者の暑さ対策や設備の熱劣化防止をしたいけれど、遮熱シートを貼ることができないような以下の場合には、遮熱カーテンや遮熱可搬式衝立が有効です。

直接貼ることができない炉を覆う（カーテン同士をインシュロックタイなどで簡易につなげば中の様子も確認可能）

 

 

可搬式衝立

キャスター付きの金属フレームに、ハトメ加工した遮熱シートをインシュロックタイ等で固定します。衝立は、ニーズに合わせてサイズやオプションをお客様で選定・製作いただければと考えておりますが、汎用品は当社からご提供できます。

ニーズに合ったフレームを選定いただいたり、のぞき窓や取っ手を付けると便利です。

 

 

熱まもーれ　遮熱カーテン・可搬式衝立　一覧

その他商品

■耐熱強力磁石（耐熱＞200℃）

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耐熱磁石といっても種類は様々で、使用しているうちに磁力が弱くなってしまう耐熱磁石もあります。当社では、磁力が強い耐熱磁石を取り扱っております。

 

また、両面テープ施工ができないSL-Mシリーズに磁石を埋め込む穴あけ治具も取り扱っております。ご興味のある方はお問い合わせください。

 

 

■遮断熱マット（エラストマー断熱）

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柔らかく施工しやすいコンタミリスク対策品です。断熱性能があり、独立気泡 のため水の影響を受けず、結露対策におすすめです。

 

幅：1m

長さ：1m～3m

厚み：6mm

質量：約0.5kg/㎡

 

■孔開き加工品

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遮熱シートに孔開き加工で【採光性】【可視性】のある遮熱シートにできます。孔が開くので少し効果は落ちますが、遮熱シートの面積は十分残りますのでしっかりと効果は見込めます。

 

遮熱シート種類	SP-PRO、SP-HTR、SP-SRX
シート幅	1m
長さ	4m～ご希望の長さ（寸法公差：±20mm）　単位/m
標準孔直径	Φ40mm (サイズ変更、〇以外でも可能)
孔間隔（寸法公差：±5mm）	10cm間隔に１孔（変更可能)
反射率（標準孔Φ40mm）	83％～85％（開口率約13％）

 

 

■熱ボウシ

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暑さの最大要因である輻射熱を98％カットするため、暑さを和らげます。

紫外線を98％カットするため、皮膚の弱いお子様の頭部を守ります。

帽子に押し込むだけのワンタッチで取付けと取外しができます。

水拭きが出来るのでとても衛生的です。

折りたたむとポケットにスッポリ収まり、持ち運びが楽です。

 

厚さ0.4mm

縦240mm

横240mm

詳細ページはコチラ

 

 

 

 

遮熱シート・遮断熱マット　一覧

当社は、運転・設備メンテナンスを含めた総合的視点で、「オンリーワン、ベストワン」商品をご提案し、環境負荷低減（エコロジー）とトータルコストダウン（エコノミー）の同時達成（”Ｗエコ”）を支援します。わかりやすい資料、お客様のニーズに合わせた提案をさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。

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